ロボットを用いたメッセージ着信通知の一手法

A Method for Notice of Message Receivement Using a Robot
岡田 風由子、後藤 駿典

本研究では、音よりも作業や思考の邪魔をせず、また振動よりも気づきやすく、
他の着信通知よりも後で思い出しやすいメッセージの着信通知として、 ロボットを使用したシステムを作成しました。
システムの条件として、

  1. 着信通知に気づく事が出来る
  2. 着信通知が作業や他人の邪魔をしない
  3. 作業が一段落した段階で着信があったことを思い出せる
  4. メッセージの確認を後回しにしても良いかどうか判断する為の材料(情報)が与えられる
といった4つの条件を満たす事を目的としました。
条件1,2を満たす為に、目につきやすく、身につけていなくても、音を出さなくても着信に気づくことが出来る手段としてロボット(タカラトミー社:i-Sobot)を用いました。
条件3に関しては、メッセージの内容とロボットのアクションを対応させる事で実現し、条件4に関してはロボットにポーズを取り続けさせる事によって実現します。
また今回、API等実装上の理由からメッセージのやり取りにはTwitterを用いています。
システムの流れは以下になります。


図1:システム流れ図

参考資料